2023.12.17
WEBマーケティング成功のカギ
接客

マーケティングの重要性

マーケティングの重要性を説きます。いまさらながらと思うかもしれませんが、重要と考える程度にはかなりの差があります。10年前は営業がその部分をなしていました。お客さまを集めるところから、広告媒体を考え、内容を考え、同時に接客もこなしていました。時代は進み、紙媒体の効果は薄れ、集客もWEBの存在を無視できなくなってきました。

営業職が担ってきた役割の半分(店舗にお客さまを連れてくる役割)はマーケーターという職が担うようになっています。なぜそうなったかと言えば、集客のメインがWEBに移り、専門性が求められるようになったからです。極端に言えば、営業スタッフが重要であるのと同じくらい、マーケティングスタッフが重要なのです。集客しなければ、経営は成り立ちません。

WEBマーケターの育成

もし、社内にマーケティング部門がなければ一刻も早くマーケティング部を立ち上げてください。可能であれば、専任がよいです。設計や営業の片手間では成り立ちません。なぜならば、片手間では本業を優先させるからです。片手間でこなせるほどマーケティング職は軽くありません。マーケティングの目的は集客です。何度も言いますが、集客さえ盤石であれば経営はなんとかなるのです。

最初は1人でもかまいません。専任であることが重要です。ファーストステップはWEBサイト担当です。ホームページは今の時代、WEB版のモデルハウスです。会社の世界観を存分に表現されいてるかが重要です。流入経路の分析、コンテンツの企画、ユーザビリティーの向上、更新業務、WEB広告運用、SNSとの連動性、・・・やることはたくさんです。一番大切なことはサイトを動かし続けることです。動かないサイトは発見されません。WEBサイト担当はファン担当者です。ファンに向けてサイトを動かし続けることが、マスト業務です。

社外マーケティング会社の活用

WEBマーケターの育成は今の時代必須です。どうしたら、WEBマーケターを育てられるのか。おすすめは、社外マーケティング会社と組ませることです。そもそも、大企業は自社にマーケティング部を持っておきながら、実行部隊は電通や博報堂などの広告代理店に任せています。なぜならば、そちらの方が成果が出るからです。

WEBマーケティングの進化は日進月歩、ついていくことが難しいです。大企業でさえ苦労しているのに、中小工務店はなおさらです。その道の専門に任せることが賢い選択ではないでしょうか。それでも丸投げがいいわけではありません。あくまでも決断するのはこちら側。いろいろな会社とチームを組み、より効果的かつ正しい判断ができるようにマーケティング知識を身に着けていきます。そうしてマーケティング力をつけていきます。

無理せず、一歩ずつ前進する

WEBマーケティングの世界は複雑です。目的は単純に集客ですが、そこに至るまでのプロセスは常に不透明です。日々、自社の強みを活かしながら、情報を取集し、仮説検証を繰り返します。結果が出なくて、うんざりすることもあります。何をしてよいかわからないこともあります。それでも、社内にマーケティング部(集客部)が存在し、それが目的達成に向けても動いている仕組が会社にあることが重要です。

マーケティング成果は積み重ねではありません。日本の景気、他社の状況、業界の流れによって大きく左右されます。それでもマーケティングスタッフの経験は積み重ねられます。いい時も悪い時も含めて経験したことが、未来の集客につながります。腐らず、一歩一歩経験していくことが会社をつくることになります。

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